基礎代謝の内訳
肝臓:27%
脳:19%
筋肉:18%
腎臓:10%
心臓:7%
その他:19%
このデータは、1989年にWHOなどの世界機関で
研究されたものです。
この基礎代謝の内訳を見ることで
基礎代謝を効率的に上げるためのポイントが
いくつか見えてくるというわけです。
今回は、基礎代謝の中も最も代謝量の高い、肝臓のストレッチをお伝えします。
では、肝臓をストレッチしましょう。
ちなみに、肝臓の作用は、今解明されているものだけで、500種類以上あります。
アルコール分解作用が有名ですね。そんな内臓の中で、
最大の臓器といわれる肝臓ストレッチしてみましょう。
1. 四つん這いになります。注意点としては、股関節、
肩の角度がそれぞれ90度になるように、手と膝の位置を確認しましょう。
2. みぞおちを天井のほうに吊り上げられるように、背中を丸めていきます(息を吸いながら)。このとき、首はダランと力を抜いて垂らしておきましょう。
3. 丸めた状態から力を抜いて、股関節と脇の下で体重を支え、重力の力で腰がそれるように、力を抜きます(息を吐きながら)。これを3〜5回繰り返します。
ヨガでいう猫のポーズです。ネコのポーズの効果・効能
- ウエストの引き締め
- ヒップを引き締める
- 内臓機能の調整/促進
- 冷え性改善/血行促進
- 集中力アップ
これにより、肝臓を支えている周りの組織をストレッチしながら、呼吸をしているので、
肝臓に対する血流が増えます。そのため、結果として基礎代謝が上がるというわけですね。
ぜひ、基礎代謝をアップする肝臓ストレッチ、お試しください!
生活の中に無理なく取り入れられる運動を少しづつでも。
▼ 太りにくい体をつくるには
太りにくい体とは、基礎代謝が高く、運動をしていないときでも消費されるエネルギー量の多い体です。
1.基礎代謝を高める
身体に筋肉をつける必要があります。そのためには静的運動が効果的です。
2.有酸素運動をする
静的運動でまず筋肉の量を多くします。その多くなった筋肉を使って有酸素運動を行います。有酸素運動とは、充分に酸素を体に摂りいれる事が出来、少し汗ばむ程度の運動で、心拍数が120~130位の連続して行える運動です。
太りにくい体=体脂肪を効率的に燃焼させる体=基礎代謝の高い体には、筋肉をつけてから行う有酸素運動がもっとも効果的です。
有酸素運動と静的運動を組み合わせ、継続して行なうことで筋肉だけでなく、心臓や肺なども鍛えられ、全身の持久力がアップして、生活の質の向上にもつながります。